朝8時を過ぎた頃、蔵には煙が立ち上っていました。煙といっても、湯気です。矢澤酒造店で酒米が蒸上がっているようです。
この冬は暖冬とのことですが、やはり福島の朝は寒く、霜が降りていました。
蔵に入ると、矢澤社長が元気にお仕事していました❗
この日の蒸米は麹米と掛米になります。
矢澤酒造店の麹室は2階にあります。蒸上がった酒米はウインチ(?)で2階に運ばれます。
この頑丈そうな扉の奥が麹室です。この後、社長と杜氏さんは中に消えていきました。
その間、掛米になる酒米を蔵人さんたちが放冷します。すだれ(?)の上に布を広げ、その上に熱々の蒸米を広げます。蒸気で濃霧の中にいるようでした。布をパタパタさせたりして風を当て、規定の温度まで冷まします。
掛米が冷めたことを社長と副杜氏が確認。
その後は、タンクの中に掛米をどんどん投入します。
投入が終わるとタンク内の醪の温度を確認。予定通りの温度ピッタリだったそうです✌
この日に見学させていただいた、布に蒸米を広げ冷ます方法はきめ細かな温度管理が出来るというメリットがある一方、時間も人員もかかるという点もあるそうです。
お忙しい中、見学させていただきありがとうございました✨✨
まだまだお酒の仕込み、頑張ってください。東京で応援しています✊