みぞれ酒(もどき)

そば道場に通っている知人から、打ちたておそばをいただきました。茹で時間はきっかり40秒、たっぷりの水で洗い、必ず氷水でしめること、の指示通り調理しました。合わせるのは「南郷 吟醸生」です。

  

 

7月に矢澤酒造店に伺った際、藤井顧問が日本酒の楽しみ方の一つとして「みぞれ酒」のお話をしてくださいました。まずはお酒を冷凍庫に入れ、「過冷却」という状態にするのだそうです。「過冷却」は、液体なのにグラスに注ぐなどの衝撃を与えると瞬時に凍り、みぞれみたいになる状態とのことのようです。(ムズカシイ )「過冷却」について詳しくはコチラ
先日は試しに60分、冷凍庫に入れてみましたが、全然「みぞれ酒」になりませんでした。今日は2時間半、冷凍庫に入れてみました。瓶の中で少し凍ってしまいました。瓶を振っておちょこに注ぐと、かなり溶けかけのみぞれといった状態でした。よーく冷えていて、少しシャリシャリしてオイシー!さっぱりしていますが、薄いわけではありません。水も白湯(さゆ)もさっぱりしていますが、水より白湯(さゆ)のほうが滋味深い感じがしませんか?そんな優しい滋味を感じます。
蔵人の方(女性)が「吟生はさっぱりしたお刺身と合いますよ。」と教えてくださったので、タコとホタテのお刺身にしました。美味しかったです。焼き魚より断然お刺身のほうが相性良さそうです。

 

 

「南郷 吟醸生」の瓶は「R」のマークが付いています。リサイクル用に保管しておきます。

日本酒ビギナーセミナー

日本酒セミナーを受けてきました。会場は、私が毎月頒布会のお酒を楽しみに訪れる赤坂の「鈴木三河屋」さんです。

講師は清水屋酒造 渋谷さんです。群馬県館林市にある「清水屋酒造」さんは6代目社長と渋谷さんの二人だけの小さい酒蔵だそうです。ワインボトルに人工コルクのおしゃれな日本酒(SAKAEMASU)で、私も以前飲んだことがあることを思い出しました。

お酒の温度管理について説明があり、テイスティングで体感しました。
同じ純米酒ですが、ひとつは冷蔵保存されていたもの。もう片方は常温に10日間放置したものだそうです。全然違います。
ひとつはアルコールの香りが直撃という印象。もう片方は落ち着いていて飲むと酸が少し効いていて、しっかりした味の食事と合いそうで、私はこちらが好き。同じお酒でも保管方法でこんなに香りと味が変るのですね。(それにしても館林市の常温は暑そうですね 🌞)

6月に白山神社で矢澤酒造店が露店を出したとき、クーラーボックスでお酒を用意していたのですが、クーラーボックスを開けてお酒を出す度に矢澤社長は「早く蓋してください。」 「早く箱、閉じて下さい。」と仰っていました。何をしていてもどちらを向いていても「矢澤社長はウサギか?」と思うほど必ず仰いました。(ウサギの視野は360度らしいです、ご存知でしたか?) クーラーボックスの温度が上がらないように、お酒が良い状態で提供出来るように、次回からは温度管理に気を配り、もっと早くお酒の出し入れをします。

ちなみに今回のセミナーで私が美味しいと思ったお酒は常温に10日間放置のお酒でした。私の他にもそちらのお酒がお好きな参加者の方がいらして良かったです。渋谷さんからは「熟成タイプのお酒がお好みということですね。」と優しいフォローをいただきました。

保管温度の違いに続き、畑違い(新潟県燕三条の五百万石と群馬県東毛の五百万石)、酵母違い(9号酵母と7号酵母)のテイスティングがあり、楽しいセミナーでした😊

矢澤酒造店訪問

暑い東京を飛び出して那須に行ってきました。那須はアジサイが咲いていたり、ウグイスが鳴いていたり、東京よりもかなり涼しかったです。

今宵の宿は那須温泉「山楽」です。こちらでは16時から18時までラウンジでアルコール、ソフトドリンクが無料でいただけます。嬉しいサービスです 😊

夕食時にもお酒をいただきました。那須高原ビールの「愛」には愛子様のおしるしの「ゴヨウツツジ」がデザインされている、というのも那須っぽいです。

那須まで来たので、矢澤酒造店に向かいました。

矢澤酒造店は、福島県東白河郡矢祭町にあります。電車の場合は水郡線利用です。水郡線はメルヘンチックな車輌です。

酒蔵の近くにはきれいな久慈川が流れています。

鮎もたくさん釣れます。塩焼きを頂きました。

今回の訪問は知人と私が飲んだお酒の空き瓶をリサイクルしていただく目的です。矢澤社長はお留守でしたが、藤井顧問が対応してくださいました。
矢澤酒造店では1升瓶はほとんどリサイクルだそうです。1升瓶は瓶の口が厚く丈夫なデザインであること、専用のケースがあるので、瓶の口と口がぶつからず傷つかない状態で回収できる。というのが理由だそうです。
4合瓶の場合は、瓶の口と口がぶつからず傷ついていないような、良い状態の空き瓶のみリサイクルしているそうです。私のようにスーパーの袋に入れてガサツに持ち込む空き瓶はリサイクル出来ないのですね。箱に入れる、キャップをしめて持ち込むなどの口と口がぶつからないようにする工夫が必要だということが分かりました。(今回、300ml瓶はきちんと箱に入れて持ち込みました)

蔵は静かですが、翌日の瓶詰め作業の準備が進んでいるようです。

顧問から矢澤酒造店のお酒を使ったケーキがあるとお聞きし、近所の棚倉町に向かいました。「甘盛堂」さんです。

「南郷 大吟醸」を使用したケーキで5合枡に見立てた容器に入った地酒ケーキです。(スライス売りもあり) 「ほのかに日本酒の香りがお口に広がります。」と説明されています。藤井酒造店の時代からのケーキだそうです。昔から地元に愛されているのですね。

白いスポンジでしっとりしていて、4回ほど噛んだ時からふわっとお酒の味を感じました。底辺の方が、よりお酒の味が楽しめるとても美味しい地酒ケーキでした。

藤井顧問オススメの竜神峡(バンジージャンプの名所)を観光し、帰路につきました。

また空き瓶が集まりましたら、蔵に伺います。藤井顧問、貴重なお話をありがとうございました。

サケティーニ

家飲みが多い私ですが、たまには外でもお酒を頂きます。京王プラザホテルの「オーロラ」でマンスリーカクテルを注文しました。
星型をしたカラフルなお砂糖が天の川のようで、可愛いカクテル。ヨーグリートがベースで乳酸菌ドリンクのようです 🍹

 

バーのオリジナルのカクテル。ジンジャーが効いていました。

 

日本酒を使用したカクテルもいただかないわけにはいきません。「伊万里」もオーダーしました。

カクテルグラスとは思えないインパクトのある器です 😊
やきものなどの高尚なことは分かりませんが、きっと伊万里焼ですね。(ホテルでは有田・伊万里やきもの夏まつり開催中)

トロリと甘く、デザートにぴったりのカクテルでした。

自宅でも日本酒カクテルを試したくなりました。マティーニのベルモットを日本酒に変更したサケティーニです。

複雑なジンの味がメインですが、「おーい、日本酒、どこにいるの~?」と声をかけると「ここにいるよー」と小さい声で答えてくれるといったところでしょうか。ナッツやドライフルーツが合う気がします。

たまにはこのような日本酒の楽しみ方はいかがでしょうか?矢澤社長は「丹精込めて造ったお酒にそんなムゴイ仕打ちを!」と悲しむでしょうか?それとも「何事もチャレンジですね」と笑ってくださるか・・・

つうゼリーと南郷あまざけ

七夕です 🎋 皆さん、どのようなお願い事をしましたか?

健康第一ですね。社長はたくさんお酒をお飲みになるので、肝臓が心配です。たまには休肝日を作ってくださいね 😀

さて、今日のように蒸し暑い日にぴったりのスイーツをご紹介します。お店は白山にある「ル・ボン・ヴィヴァン」さんです。

店長さんと矢澤社長はご近所さんです。白山生まれ、白山育ちというご縁で、矢澤酒造店の「つう」を使ったゼリーと「南郷」の酒粕あまざけを使ったゼリーが販売されています。


日本酒ゼリー つう (税込み 507円)


南郷 あまざけゼリー  (税込み302円)


笑顔が素敵な店長さん

お店では矢澤酒造店のお酒を何種類か試飲して、「つう」に決定したそうです。

「つう」は口当たりがまろやかで私も好きなお酒です。

ゼリーには金箔が浮いていてゴージャスです。「南郷」の酒粕のあまざけを使ったゼリーもあまざけの風味そのもので、とても美味しかったです。「ル・ボン・ヴィヴァン」さんでは、これからも矢澤酒造店のお酒を使ったスイーツを計画中だそうです。お楽しみに 🤗

白山といえば白山神社の「あじさいまつり」が有名です。6月のあじさいまつりでは「ル・ボン・ヴィヴァン」さんも矢澤酒造店も露店を出しました。その時の様子をご紹介します。

溶けてしまいそうな暑さのあじさいまつりの日、クラッシュアイス入りの「銀箭」やブルーベリー甘酒「こんるり」など、たくさんのお客様にご購入いただきました。ありがとうございました❗

白山神社内の関東松尾神社(お酒の神様)には「南郷」の樽も納められています。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。