バレンタインデーの頃、矢澤酒造店の矢澤社長に『チョコレートに合う「南郷」のお酒』について質問したところ、「ビターチョコなら「南郷 生詰 吟醸酒」か「南郷 吟醸 つう」」、「ミルクチョコなら「南郷 新玉の酒」」という回答をいただきました。私の想像と正反対だったので、ガァーンッ 😱
社長は「あくまでもイメージ。実際に食べ合わせてみないと違うかもしれない。」とも仰ってました。というわけで、色々試してみました😄
「南郷」に合わせるのはホテルショコラ (Hotel Chocolat) のチョコレートです🍫 私は全く知らなかったのですが、イギリスのチョコレートだそうです。昨年11月末に知人から「70%ダークチョコレート バトン」をいただきました。とても美味しくて、それからずっと気になっていたチョコレートです。
今回は「40%ミルクチョコレート バトン」と「85%ダークチョコレート バトン」の2種類を購入。「バトン」シリーズはスティックタイプで食べやすい点も気に入っています🌟🌟🌟
以下、結果です。
まずは「南郷 生詰 吟醸酒」と「南郷 吟醸 つう」です。辛口でキレが良いことから「ビターチョコレート」とオススメだそうです。
「南郷 生詰 吟醸酒」とビターチョコレートです。かなり辛口の吟醸酒ですが、チョコレートと一緒に口に含むと、お酒の甘みを感じるようになります。そして、チョコレートは香りが引き立ちます。良い組み合わせです。ミルクチョコレートとはお互いちょっとよそよそしい感じもするのですが、チョコレートのミルク感がアップし、こちらもなかなか良い感じでした👌
「南郷 吟醸 つう」とビターチョコレートです。チョコレートだけで食べるより断然カカオのコクが増し、「つう」はワインのような酸を感じ、この組み合わせは相性が良いようです。ミルクチョコレートもミルク感が増し、良かったです👌
こちらは「南郷 新玉の酒」です。社長は、ほんのりと甘味を感じるところが「ミルクチョコレート」とオススメと。
社長の仰る通りで、ミルク系と合いました。チョコレートの甘さがより上品になり、カカオの香りが際立ちました♥
私はビター系には「新玉の酒」、と想像していたのですが、いやいや、「新玉の酒」もチョコレートも双方ともに知らん顔。我が道をゆく。お互い歩み寄ろうという気が一切なく、ずーっと平行線。お酒とチョコレートが全く馴染まなかったです。
こちらは「特別純米酒 銀箭」です。淡い炭酸を感じる「銀箭」とチョコレートの組み合わせはどうでしょうか?
ミルク系のチョコレートは「銀箭」は、チョコレートの甘さが強調され過ぎるような気がします。それに対して、カカオ85%のちょっと大人過ぎるビターチョコレートは甘みを感じることが出来て、Good♥ 銀箭の繊細な泡の影響か口中がさっぱりし、チョコレートもお酒もどんどん進んでしまいます。
こちらは「大吟醸酒 月と虹」です。ビターとの対で、香りで甘さを堪能できる「月と虹」と合わせるのも面白いのでは?と社長の提案。
ミルク系と合わせるとナッツのような香りが引き立ち、チョコレートは美味しくなるのですが、お酒との相性はあまりシックリしない感じ。ビター系と合わせるとカカオの苦みを伴った甘みを感じて、お酒もチョコレートも美味しくなりました。
カカオの産地や種類などにもよるのでしょうが、今回の組み合わせで、断トツ良かったのは、「南郷 新玉の酒」とミルク系チョコレートでした。
コロナ禍の緊急事態宣言が解除されても、まだまだ自粛生活が続きます。皆さんもおうちで色々チャレンジしてみてください❗