オンライン酒蔵見学の様子

歩くと暑いくらいの陽気になった11月15日 (日)、東京駅近くのKITTE地下のイベントスペースで「矢祭ファンミーティング」が開催されました。矢祭町のことを好きな人たちが矢祭町をPRするイベントです。(好きな地域を応援し、地域の方々と交流する「YOITOKO」の詳細はコチラ )


矢祭町のPR冊子やマップと共に矢澤酒造店のパンフレットもありました😄


11時からは矢祭町の矢澤酒造店のオンライン酒蔵見学の始まり始まり~🎥
矢澤社長です。


お酒造りの最初の工程である洗米の作業です。こちらは洗米機です。この日の酒米は広島県産の八反錦です。


小松杜氏さんです。


洗米が済むと浸漬です。


その日の湿度などにより、秒単位で浸漬時間を調整するそうです。


こちらは脱水機です。まるで洗濯機みたい🌀


脱水終了。


脱水した酒米を甑に入れ、翌日蒸します。


最後には質問コーナーがあり、矢澤社長が東京の飲み屋さんで「南郷」と出会ったエピソードなどもお話してくださいました。合計30分ほどのオンライン酒蔵見学は無事終了。酒蔵見学が初めての参加者の方々にとっては貴重な体験になったのではないでしょうか🎵
矢澤社長からはオンラインではなく、本当 (?) の酒蔵見学も可能というお話もありました。事前予約が必要ですので、ご希望の方はご連絡を!

連絡先
✉:info@nango41.jp
☎:0247-46-3101


「矢祭ファンミーティング」のスタッフの方々は、オンライン酒蔵見学中も『この間は「南郷 吟醸 つう」を飲みました。辛口で美味しかったです。』『僕は「南郷 純米酒」が好きで、一升瓶で買ってます。』『今度は「特別純米酒 銀箭」を飲んでみたい~』などとお話していました 🍶


私は午後のイベントは参加出来なかったのですが、13時からのトークショーでは矢祭町の「もったいない市場」について、どこでやってるの?どこで買えるの?などのお話で盛り上がり⤴ 「もったいない市場」についてはコチラ
続いて、15時からは矢祭町の「農業生産法人 甚右衛門」さんとリモートで、おっきな白菜を収穫。大盛況だったそうです。(白菜は後日、郵送されるそうですよ😋)


短い滞在時間でしたが、アンケートに答えて柚子 (矢祭町の名産品) とお米をいただきました ✌

おうちで矢祭

矢澤酒造店がある福島県矢祭町の「もったいない市場」から「お野菜とお米」をお取り寄せしてみました~🍅 「もったいない市場」は、形が悪いなどの規格外農産物を販売している野菜直売所です。というわけで、その時々の規格外農産物が送られてくるので、どんなお野菜が届くか分かりません (お米は規格外ではありません)。


届いたのは、こちらの段ボール。宅急便のお兄さんから受け取る時に、「重いですよ~!」と言われた通り、たくさんのお野菜 (さやえんどう、ステックブロッコリー(納品書のママ)、キャベツ、大根、丘ヒジキ(納品書のママ)、トマトなどなど) とお米2キロ。


どのお野菜も規格外になる理由が分からない新鮮できれいなものばかりです。

しいたけは肉厚なだけでなく、とっても大きいです。比較のため、横に置いたのはシャチハタの印鑑です。直径10センチはあるしいたけで、バターとお醤油少々の焼きしいたけにしていただきました🍄


シャキシャキ食感のオカヒジキが好きなのですが、近所のスーパーではあまり見かけません。そのオカヒジキがたくさん入っていました~🙌
まずは普段のオカヒジキの食べ方。ゴマをすります。スリスリ~


サッと茹でたオカヒジキとすりごま、マヨネーズ、お醤油少々で和えていただきます。今回はしいたけの軸の部分も小さく切って加えました。(写真左)

もう一品はオカヒジキをサッと茹で、ごま油、ニンニク少々、鶏ガラスープの素でナムル風に。(写真右)
どちらも簡単で、お酒のおつまみになりました。


エンドウとブロッコリーはハニーマスタードのサラダにしました。


朝食はパン、昼食は麺類、夕食は日本酒(酒米)という日々のため、白米を食べることがあまり無いのですが、今回は矢祭町のコシヒカリも注文しました。お米が「甘い」ということが初めて分かりました。精米したてで、とっても美味しいお米でした。珍しく二日続けて、ご飯を炊きました🍚


お取り寄せの中で、一度も自分では買ったことがない食材がこちら。青エンドウでしょうか・・・?
「どのように調理しようか?」と考えるのも、「福袋的な詰め合わせ」の楽しみの一つです😄


忙しい時は料理するのが面倒に感じることもありますが、今回のお取り寄せの新鮮なお野菜のおかけで料理も楽しめました。
朝は矢祭のお米と大根のお味噌汁、お昼の焼きそばには矢祭のキャベツ、夜はもちろん矢澤酒造店の「南郷」という具合で、「おうちで矢祭」を満喫しました。酒蔵の方々のお話を伺いながら、矢祭のお野菜を地元で食べられる日が早く訪れますように❗

矢祭町散策

常磐道那珂ICを下りて、福島県に入ると民家の庭先や、山の中腹にある柿の木がたくさんの実をつけていました。遠くにあると紅葉の一部のようできれいです。たわわになっている実を見ると、うれしくなってしまうのは私だけでしょうか・・・

お酒の仕込みのため矢祭町の蔵に籠ってから、まだ日が浅いのに矢澤社長のお肌は透明感が増し✨、色白になって✨(羨ましい😄)、すっかり東北の人になっていました。

福島県最南端の町である矢祭町ですが、さすがに東京より寒かったです。社長は「朝晩は寒いけど、日中は汗ばむ。」と仰っていました。やはり蔵の仕事は重労働なのでしょう。(それともただの暑がり❔)

午前9時で7度です。


矢澤酒造店があるのは国道349号、町のメインストリートで大型車の往来も多いです。が、矢祭町全体は自然たっぷりの町です🍀

滝川渓谷付近からの眺め


田んぼではテントのような形に、稲が干してありました。昔話に出てきそうな、のどかな風景です。

349から少し横に入ると田んぼもあります


空ではトビが尾羽を使いおーきくグールグル回り、風に乗ってのーんびり、気持ち良さそうに飛んでいました。人間に例えたら、通勤でもなく、買い物でもなく、気の向くまま近所をブーラブラしている感じなのでしょうか。

矢祭山上空


構図は良かったのですが、かわいい1両列車はボケてしまいました。紅葉が始まっています🍁

コンパクトカメラで撮影


台風の影響で運休していた水郡線は11月1日から、運転再開しています。

一眼レフで撮影


夕方になると一気に寒くなります。矢澤酒造店の事務所では、まだストーブは使用していないようでした。

事務所の前の花々は、賑やかな女性蔵人たちを連想させます


我が家に貯まった空き瓶をリサイクルしてもらうため、持参しました。

今回はほとんどが300ml瓶


帰りには蔵の仕込み水をいただきました。この水について、社長から「久慈川の伏流水。ダムが無いから、よどみなくフレッシュなわき水が流れてくるんだよ。ミネラル分が少ない軟水で、口に含むとトロリとしているのが特長。サラリではなく、トロリなんだよ。」と教えていただきました。

確かに「トロリ」を感じました


蔵の仕事が終わる時刻。空には星のように小さな三日月と飛行機雲が。一日お疲れさまでした。お酒の仕込みは始まったばかりです。これからも頑張ってください❗

空気が澄んでいることを感じます


(お知らせ)
12月20日(金)、「日本橋ふくしま館 ミデッテ」で試飲販売会を開催予定です。詳細が決まりましたら、再度お知らせします。