矢澤酒造店新築工事⑩

前日の明け方まで雪が降った矢祭町です❄ 普段は雪が少ない地域で、これほど積もるのは珍しいことのようです。矢澤酒造店では日曜日にもかかわらず、工事が進んでいました。


事務所や酒蔵カフェとなる建物の左半分も内部の足場が撤去されていました。ガラス戸なども嵌っていて、いよいよ完成間近。


酒蔵として使用する建物の右半分は完成済で、室内には新品ピッカピカの自動醪搾機が設置されていました。


白いマシートで周りを保温されているタンクには大吟醸酒の醪が入っていました。


新年に新しい蔵で醸したお酒、どんなに美味しく出来上がるか楽しみです🍶


4月頃には酒蔵カフェをオープン予定だそうです☕ 福島県南部、茨城県北部に観光の際は、矢祭町の矢澤酒造店にぜひお立ち寄りください。

春は新緑、夏はマイナスイオン、秋はライトアップ、冬は氷瀑など一年を通して楽しめる「袋田の滝」から矢澤酒造店は車で30分程度です🚘🚘

南郷とカツオ

カツオ🐟の美味しい季節になりました。初カツオと戻りカツオ、それぞれの美味しさがありますが、私は断然戻りカツオ派です。ネットリとした食感と脂が好きです。

下記の記事ではカツオと「南郷」が合う、と紹介されていました。記事では初カツオですが、戻りカツオともきっと合いますよ。ぜひお試しください~❣

一度食べれば病みつき?いわき流カツオ刺身の食べ方とは

南郷の日

福島県矢祭町にある矢澤酒造店を応援しようと、私が勝手に7月5日を「南郷の日」と制定してから今日で4年が経ちました。

去年に引き続き新型コロナウイルス感染拡大予防のため、イベントは中止の日々が続いていましたが、最近徐々に各種イベントも再開しているようです。矢澤酒造店のイベント参加などが決まりましたら、こちらのブログでお知らせしますので、お楽しみに❣


(おまけ)
先日、代々木上原にある居酒屋「魚目」さんに行きました。店内には「魚目」さんの25周年記念に贈られた南郷の瓶がどーんっと飾られていました。大きさは二升五合。二升(ますます)五合(はんしょう)= 益々繫盛、ということで縁起の良い瓶なんだそうです。「魚目」さんは丸い眼鏡がとってもお似合いの大将が腕を振るっている和食居酒屋さんです。

棚にはお祝いのお酒がこんなにたくさん!
南郷も「魚目」さんのラベルでお祝い

オンライン蔵見学 + オンライン呑み会が開催されました

5/28(土)に矢澤酒造店のオンライン蔵見学と呑み会が開催されました👏👏👏

当日は事前にfukunomoさんで申し込んでいた方々と矢祭町にある矢澤酒造店がZoomでつながりました💻

すっかり日が延びて、まだ明るい18時に「南郷 純米酒」の乾杯で始まり始まり~🥂
3月に収録した酒蔵の様子や矢祭町の名所が紹介され 、19時からはトークライブとなりました。トークライブでは矢祭町にある酒屋の「そうだ」さんや小料理屋の「さかな家」さんなどの生の声も紹介されました。

「藤井酒造店」が「矢澤酒造店」になった2016年当時のことを「そうだ」さんや「さかな家」さんは「普段は静かな町がざわついた」と振り返っていました。8代目まで続いていた地元の藤井家から、東京出身の矢澤さんが経営を引き継いだのですから、町の方々の驚きはもっともですね😲

「普段は静かな町」という矢祭町に、私は5~6年ほど前から年に数回ほど訪問しています。矢澤酒造店がある町のメインストリートで歩いている人を見かけたのは1度だけ。裏通りでお散歩中の二人と一緒にいたワンちゃんを1度だけ見たことがあります。でも寂れているというわけではなく、どのお店もどのお宅も清潔感があり、まさに静かに暮らしているという印象です。

矢祭町の中心部にある「そうだ」さん。
「そうだ」さんの店内には矢澤酒造店の前掛けがディスプレイされていました。
鮮魚店が経営している小料理屋「さかな家」さん。
予算と好みを伝えて作っていただいたお弁当。
子年に「さかな家」さんで開催された「南郷の会」。左からそうださん、さかな家の大将、矢澤酒造店の藤井顧問。年男トリオです。


「矢澤酒造店」となり、2016年は町がざわついたかもしれませんが、「南郷」の味を変えることなく引き継いでいる「矢澤酒造店」は今ではすっかり町に馴染んているようです。


さてさて、今回fukunomoさんから送られてきたお酒とおつまみはコチラです。


チャットでは「ひらめ塩辛と南郷がとっても合います」や「オリーブのオイル感が純米酒の旨味と合う」などの声が聞かれました。fukunomoさんから届いたおつまみの他にも「コゴミのナムルと合います。」などレアなおつまみの他に「コンビーフとも合う」や「ペヤングとも合う」などお手頃なおつまみと楽しんでいる方もいらっしゃるようでした。

私はと言うと、自分が出演しているわけでもないのに、トークライブ中はすごく緊張してしまい、立っても落ち着かないし、座っても落ち着かず。。。。 オンライン呑み会が終わってからいただいた「特別純米酒 銀箭」と「湯庵プリン」のペアリングが一番美味しかったです😋

今回のオンライン蔵見学 + オンライン呑み会で「南郷」が最高の食中酒であることを多くの方々に体験していただけたようで、うれしかったです。

矢澤酒造店のお酒が飲めるお店は「ふくしまの酒」で検索出来ます。

矢澤酒造店のお酒は「日本橋ふくしま館 ミデッテ」で購入出来ます。

コロナ禍前、ミデッテでの試飲販売会の様子。


トークタイムで矢澤社長が繰り返し仰っていたのは「(南郷のお酒は) 甘いんじゃない。旨いんだ!!」。
今後も矢澤酒造店に関する情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします☺

fukunomoさんでは1ヶ月に1蔵ずつ福島県の酒蔵を紹介しています。来月は福島市の「金水晶」さんです。

(おまけ)
「さかな家」さんでの三次会も大いに盛り上がったようです🎵

矢澤社長を中心にfukunomoのスタッフの方々、「さかな家」さん、そうださん、米農家の鈴木さん

オンライン蔵見学 + 蔵元とオンライン呑み会

fukunomoでは毎月、福島の日本酒とその酒蔵おススメのおつまみが届き、そのお酒を自宅で楽しみながらオンライン酒蔵見学するというイベントを行っています。原則第4土曜日に開催、お酒の種類とおつまみの種類によってプレミアム(10,000円)、スタンダード(6,000円)、ライト(3,500円)の3つのプランがあります。(いずれも送料・税込み)

そして、5月は矢祭町の矢澤酒造店のお酒が届きます👏👏
開催は2022年5月28日 (土)  夕方~です。
申し込み締め切りは2022年5月15日 (日) 、お酒とおつまみの発送は5月25日(水)、26日(木)です。矢澤酒造店のことをご存じない方も、矢澤酒造店のお酒のファンだけれども酒蔵を訪れたことはない方もドシドシお申し込みください💻 「南郷 純米酒」と矢澤社長セレクトのおつまみで美味しい一夜をお過ごしください☺
fukunomoは原則継続契約ですが、『「継続して続けるかは分からないけど、まずは1回試してみる」というお気持ちでのお申込みでも大丈夫ですので、ご興味ありましたらぜひお試しください。』だそうですよ~。

fukunomoについて、詳しくはコチラ
オンライン蔵見学 + 蔵元とオンライン呑み会のお申し込みはコチラ


お花見酒

寒い冬は出かける際に「よし、出かけよう!」と気合をいれてからでないと、外に出られませんでしたが、いつの間にか気合を入れなくても出かけられるような陽気になってきました。

スーパーでは新玉ねぎや春キャベツが並んでいます。そう、春がやってきたのです☘🌷

そして、春と言えば桜です🌸🌸

都内でも桜が満開になってきました。


この春、矢澤酒造店ではお花見酒を企画したそうです。

まさにお花見のために作られたようなこのラベル、矢澤酒造店がある矢祭町の名所、「戸津辺の桜」です。郡山出身の画家、橋本広喜さんが福島県内の風景を描いた作品の一つだそうです。


桜の花が一つ一つ分かるほど繊細なタッチです。


さてさて、お酒の味は。。。「花冷えで飲むのにいいと思い少し甘めでさっぱりした仕上げにした」という矢澤社長の説明通り、矢澤酒造店のお酒の中では甘め。上品な甘さのお酒ですが、少し甘めのチラシ寿司と一緒にいただいたら少し辛口に感じました。いずれにしてもキレが良く、どんどん飲めてしまうところが矢澤酒造店のお酒の特徴です。

桜を眺めながら、風に当たりながらの屋外での食事という非日常、そして限定150本のお花見酒という貴重さも相まってすっかり良い気分になってしまいました😋 今年は近所の公園でのお花見になりましたが、来年は戸津辺の桜の下でお花見出来ますように。。。

矢澤酒造店訪問

2月中旬、矢祭町にある矢澤酒造店を訪問しました🚗🚗

早速、矢澤社長が蔵の中を案内してくださいました。下の写真は1週間後くらいに搾り予定の「大吟醸 月と虹」の醪タンクです。タンクを覆っているカバーを外すと良い香りがしました。さくさくタイプのチョコチップクッキーの表面みたいにちょっとゴツゴツしたような見た目で、色は濃厚な生クリームみたいな感じです。


「大吟醸 月と虹」の分析🧪の様子を見せていただきました。最初は比重です。メスシリンダーに入れた醪に、浮標 (釣り糸に付いているウキと昔の水銀の体温計が合体したみたいなもの) を浮かべ、醪と空気の境の目盛りが比重です。目盛りを真剣に見つめている矢澤社長。


次に酸度です。


醪の中に含まれている炭酸ガスは酸度の計測値に影響するので、まずは醪を温め炭酸を抜く、という作業中だそうです。


その後、醪に試薬を入れると赤くなります。その中に水酸化ナトリウム水溶液を少しずつ加えると赤が透明~やや薄緑のような色に変化する瞬間があります。その透明~やや薄緑に変化するまで入れた水酸化ナトリウム水溶液の量で酸度が分かるそうです。


最後にアルコール度数。蒸留した醪をメスシリンダーに入れ、これも浮標で測定していました。いずれの項目も予定通りに発酵していることが分かり、静かに「ウン」とうなずいている社長でした。



分析が終わってもまだまだお仕事はあります。こちらは冷蔵倉庫です。この低温下で作業です。


出荷に向けてパッキングです。箱を組み立て、お酒を白いあみあみのネットに入れ、緩衝材と矢澤酒造店のパンフレットを詰め、封をするという作業で、矢澤社長はテキパキとこなしているのですが。。。


なんと約500箱、パッキングするというのですから、気が遠くなりますね。前日までに蔵人がパッキングした分を併せて、全体の 3/4 ほど完了した感じでしょうか。。。
私は背中と腰の2か所にホカロンを貼りダウンコートを着て作業をお手伝いしましたが、それに比べて社長は薄着です。


社長は休むことなく毎日頑張ってお仕事されていますが、いつもお元気です💪☺

お得なキャンペーン_4回目

週末には雪や冷たい雨の日が多い今日この頃です❄⛄ ちょっと気分が落ち込んでいますが。。。 そんな時にうれしいお知らせです🙌

ふくしまプライドのキャンペーンがまたまた開催されます ❣ 矢澤酒造店のお酒が20%OFFで購入出来るチャンスです🉐 ヤフーショッピングからクーポンを獲得してご利用ください。

期間:2022年2月22日(12:00) ~ 2022年3月15日(23:00)
注意:クーポンの利用はお一人10回までです。クーポンを獲得していても、全体の利用が規定枚数を超えると、期間中でもキャンペーン終了となります。お早めにご利用ください。


(おまけ)
休憩時間に酒蔵の敷地内でフキノトウを採る矢澤社長です。


小さいフキノトウがあちこちに顔を出していました


この日の収穫


夜には女性蔵人が天ぷらにしてくれました。

ほろ苦さはありますが、新鮮なのでアクはありません。美味しいー😋 社長曰く「(フキノトウは)まだどんどん出てくるよ~」。寒い矢祭町にも春は確実に近づいていることを感じました🌸🌷☘

矢澤酒造店訪問

2月中旬、矢祭町の矢澤酒造店を訪問しました。

矢澤社長からは事前に「酒蔵に来るときに納豆がダメなのは有名だけど、ヨーグルトとか柑橘系の果物とかも食べるのは控えてきてね」と連絡がありました。(あやうく八朔🍊を食べていくところでした💦)納豆は麹の大敵で、ヨーグルトは醪の大敵だそうです。柑橘系の果物の皮の内側には青カビが存在することがあり、醸造の場には相応しくないそうです 🈲

白衣と新品の長靴は持参し、厚手のビニールエプロンは蔵でお借りしました。蔵の中では大量の水や熱湯を使用するので濡れないようにビニールエプロンは必須です。

私が蔵に到着した時間には仕込み作業は終了していて、仕込みに使用した布などの洗浄を体験させていただきました。



こちらは麹作りの際に使用した布です。醸造用の消毒液に漬けて洗います。櫂を使用して揉み洗いです。



その後、流水で念入りにすすぎます。ざっぼん、ざっぼん、ジャージャーと水の流れが強く、ちょっと油断すると体がふらついてコケそうになります。



こちらは大吟醸の袋吊り用の袋の洗浄です。



流水で洗浄し、袋の中に空気を入れて膨らませて。。。



その空気をぷしゃーと抜くという作業です。空気を入れて空気を抜く、というこの作業には布の細かい目まで十分洗浄する目的があるそうです。空気を抜くだけの作業なのですが、すっごく力が必要でした。



搾り用の袋は洗浄後、消毒するそうです。この袋を使って絞った大吟醸はこちらの斗瓶で貯蔵されるそうです。斗瓶を見ただけでお酒を飲みたくなるのは、私だけでしょうか。。。😅



蔵の中では細かいものを洗ったり。。。



重いものを運んだり。。。


社長を始め、蔵人の皆さんは忙しそうにお仕事されていました。



この日は社長と蔵人の皆さんとの夕食にご一緒させていただきました🍚


生牡蠣をたーくさんと。。。



超高級牛肉のしゃぶしゃぶという豪勢なお食事で、日中の疲れが一気に吹っ飛びました。


矢澤社長、蔵の皆さん、蔵のお仕事を丁寧に教えてくださり、ありがとうございました❣

「南郷 純米酒」が紹介されました

雑誌「GOETHE」の電子版で中田英寿さんが選んだ「肉料理に合わせたい日本酒5選」が再掲されました💻 矢澤酒造店の「南郷 純米酒」が旨味キレがある食中酒として紹介されています。
記事はコチラ

「南郷 純米酒」は和食だけでなく、豚の角煮や麻婆豆腐などのスパイシーなお料理との組み合わせがおススメとか🍖 矢澤社長も「カレー🍛と南郷の純米酒は合う」とよく仰っています。

今は寒さ❄のピークです。熱々で辛く痺れる刺激的な麻婆豆腐を「南郷 純米酒」でなだめながら身体を芯から温めたいです。そして。。。暖かい春を待ちます🌸🌷