矢澤酒造店のお酒が令和4酒造年度 第104回南部杜氏自醸清酒鑑評会の「純米の部」で優等酒に選ばれました🎊
今年の1月に完成した新蔵で醸したお酒だそうです。幸先の良いスタートですね✨
矢澤酒造店を静かに熱く応援しています
矢澤酒造店のお酒が令和4酒造年度 第104回南部杜氏自醸清酒鑑評会の「純米の部」で優等酒に選ばれました🎊
今年の1月に完成した新蔵で醸したお酒だそうです。幸先の良いスタートですね✨
矢澤酒造店の新蔵完成の落成式終了後はJR水郡線「東館駅」に移動。この日のための特別貸切、「南郷列車」に乗車です。豪華2両編成です🚃🚃
車内で食事が出来るように臨時にテーブルが設けられています。
列車が発車する前から持参のオツマミで盛り上がる方々 🥂
藤井顧問のスーツ姿もバッチリきまっています✨
落成式で鏡割りをした酒樽のお酒が車内で振る舞われました。小松杜氏が黙々と樽酒を瓶詰めしています。
小松杜氏が瓶詰めした樽酒がぐいぐい皆さんの胃袋(肝臓にも?)吸い込まれていきました。
列車がガタゴト揺れるので蔵人さんたちは大変そうでしたが、私たち乗客はそんな揺れも楽しい。私が普段利用している電車とは違うディーゼルエンジンの音で気分が盛り上がります。列車の汽笛がいつもより威勢が良いような気もしました ♪
この日のために用意されたのは、矢祭町にある小料理屋「さかな家」さんのお花見弁当 🍱
2021年7月にJRの日本酒を楽しむイベント列車「Shu ※ Kura」が水郡線を走った時も「さかな家」さんのお弁当でしたが、「さかな家」さんのお弁当はまさに呑兵衛のためのお酒がすすむお弁当なのです ❤ 今日のメニューはこちら。
地元産の食材が豊富に盛り込んであります。矢祭町産のイチゴ🍓、南郷の酒粕を使った桜ます粕漬け、矢祭町の佐川商店のこんにゃく粉を使用して作られた刺身こんにゃく等々。。。 押し寿司の上の桜や桜麩がまさに「お花見弁当」らしいです🌸🌸
さかな家さんご夫婦。夜通しお弁当を作ってくださったにも係わらず、疲れを見せず満面の笑顔 ☺
見た目がきれいでいただくのがもったいない~、と思いながらもパクリ😋
流れていく車窓の景色を楽しみながらのお酒は最高 💯
当初は私の座席も用意されていたのですが、「南郷列車」の乗車希望者がどんどん増えたため座席が足りなくなり、私の席は日本酒瓶を入れるプラスチックケース、通称「P箱」に変更となりました。蔵人さんのご配慮で座布団付 ❣
矢澤社長自らお酒を振る舞ったり、挨拶をしたり大忙しの様子でした。
忙しい合間を縫って、休憩。矢澤社長の椅子もP箱です (座布団なし) 。「オレは社長だ!」と偉ぶることなくP箱に座るような気さくな人柄がみんなに愛されています 💛
東館駅 → 水戸駅、水戸駅 → 常陸大子駅 の 4時間超の大宴会となりました🍶 今回は途中下車なしでしたが、沿線には袋田の滝や竜神大橋などの観光スポットもあります 📷
常陸大子駅に到着の時はすっかり雨も上がりました。下車時、「こんなに楽しかった列車は初めてだ~」と話している方がいらっしゃいました。「南郷列車」を満喫されたようですね ☺
今日の落成式には地元福島や、矢澤社長の出身地東京だけでなく、全国津々浦々からたくさんの方々がお祝いに駆けつけました。「南郷」や矢澤社長が多くの方々に愛されていることを感じた一日でした。
日本酒造りを通して、矢祭町を、福島を、日本を、世界を、盛り上げてください。これからも「南郷」を応援します ❣
昨年5月から始まった矢澤酒造店の新蔵工事がついに完了し、4月8日に落成式が行われました。
例年より早く満開になった裏庭のしだれ桜🌸もこの日を待ちわびていたようです。
新蔵の前は水盤が設けられ、広々とした空間となっています。
朝から降っていた雨は式典開始時に止みました。
まずは矢澤社長の挨拶。お酒造りと地域の発展についてお話されていました。
社長の挨拶に続き来賓の方々の挨拶。福島県議会議員の宮川政夫さんは矢澤社長とお酒🍶 を飲む機会も多いとか。
建物を設計された建築家の内藤 廣 先生。「最初のプランがどんなだったか忘れてしまったほど二転三転した。」と設計にはだいぶ苦労されたご様子😅
ご苦労もあったようですが、「見る人が見れば凄さが分かる建物です。」と細部にまでこだわりがある建物が完成したようです。
そして、矢澤社長から「酒のラベルをデザインしてくれという無茶ぶり」があったとも明かされていました。下が内藤先生がデザインされたラベルです。麹の目線で酒蔵を見上げている様子をイメージしているそうです。
こちらのお酒は落成記念としていただきました。中身は「純米大吟醸 白孔雀」。通常は火入れの商品ですが、今回は特別に生酒です。
そして、メインイベントの鏡開き✨✨
式典の前後には出席者の皆さんは自由に建物内を見学出来ました。
落成式翌日はカフェスペースで矢澤社長自らハーブティーを淹れてくださいました ☕
たくさんの方々がこのカフェで優雅な時を過ごしてくれますように ❣
2023年4月に完成した矢澤酒造店の新蔵について福島民報さんで紹介されました。詳しくはコチラ。
3月中旬の矢澤酒造店の工事の様子です。
建物内部では職人さんが造作家具を設置中でした。これでいよいよ完成ですね❣ 造作家具を作成しているカナザワ建具店さんは矢澤酒造店と同じ矢祭町。組子入間仕切戸で最高賞の内閣総理大臣賞を受賞している凄腕の職人さんです。
我が家で愛用のコースターはカナザワ建具店さんの指導のもと、矢祭の小学生が作ってくれたものです。小学生の作品とは思えない繊細さです。
外部では水盤の工事が進んでいました。素敵なエントランスになりそうです✨✨
矢澤酒造店の新蔵は、建築家 内藤 廣先生の設計です。矢祭町の矢澤酒造店から車で1時間ほどの福島県と茨城県の県境にある「茨城県天心記念五浦美術館」も内藤先生の設計ですので、行ってみました~🚗
美術館は太平洋を一望できる高台に建っています。
梁などの構造体そのものを見せるのが内藤先生のデザインの特徴の一つだそうです。こちらの美術館の梁はコンクリートです。
矢澤酒造店の梁は木材です。コンクリートと木材と部材は異なりますが、美術館と雰囲気が似ていますね。
大きなガラス面の上には内部から外部に向かって垂木が並んでいます。
矢澤酒造店のショップのガラスの上部にも垂木がきれいに並んでいます。
二つの作品には天井面に構造部材を表す方法や、大きなガラスで中と外を一体化させている点など共通点があると思いました。
この日は寒かったのですが、ムスカリが元気に咲いていました。来月の新蔵全館完成の時にはもっと暖かくなり、華やかなオープンを迎えられそうです🌸
2月中旬、矢澤酒造店を訪れると外壁や窓は完成していました。竹藪をバックに風格ある屋根が映えます。そして大きなガラスで開放感たっぷりです。
こちらは事務所スペース。以前の事務所は冬になると大きな石油ストーブが大活躍でしたが、新しい事務所はエアコン完備。窓はもちろんペアガラスです❄
多くの木材で屈強に組まれている反面、木を接合する金具は見えないように使用する配慮がされています。どうしても見える場所の場合は木栓を使用するなど繊細な造りです。「こんなにこだわりがある建物はこの辺りにはありませんよ!」と大工さんも大絶賛👏👏
ショップ部分に置かれるソファーなどの家具が運び込まれていました。2月中には内装も完成予定だそうです。
新しい蔵の屋根の向こうに古い煙突がちょこっと顔を出しています。
矢澤酒造店は東北最南端、矢祭町にあります。茨城県と接していて「ひたち海浜公園」なども車で1時間ほどです。茨城観光の際にぜひ矢澤酒造店まで足を伸ばしてください🚘
ひたち海浜公園は春のネモフィラ、秋のコキアが有名ですが四季折々花が楽しめます。2月のこの日は梅の木にジョウビタキがとまっていました。まだ蕾です。鳥も開花が待ち遠しいのでしょうか。。。🌸