「ふくしま美酒体験 in 渋谷 2018」に参加しました

日中の渋谷駅前が39度になったという8月25日、渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで「ふくしま美酒体験 in 渋谷 2018」 が行われました。屋外の暑さとは別世界のクーラーがよく効いた地下2階のボールルームでは1部に約700名、2部に約400名のお客様が集まる熱いイベントとなりました。

開場前の様子です。

矢澤社長も準備開始です。

13時から1部(試飲会)が開始です。どこの酒蔵ブースもたくさんのお客様が集まっています。もちろん矢澤酒造店にもたくさんのお客様にお越しいただきました。

南郷のお酒については「どこで買えますか?」、「酒蔵はどこにあるのですか?」という一般的な質問から、酒米や酵母、お酒の貯蔵方法など専門的なことなどたくさん質問いただき、あっという間に16時になり1部が終了しました。

一度、休憩をはさみ、2部に備えます。

2部は17時45分に開場、お客様が一気に入場され、盛り上がること間違いなしです。出展蔵元(40蔵)がステージに上がり、紹介されました。

矢澤社長も笑顔です。

JA全農 福島県本部 本部長さんの乾杯の合図で2部の始まりです❗会場はカレーのスパイシーな香りを中心に美味しそうな香りが漂っています。

こちらの2品は人気なのでしょうか?引換券が必要なようです。

 

矢澤社長はカレーライスと「南郷 純米」のペアリングも勧めていました。

福島米PRの「2018 うつくしまライシーホワイト」さんもお猪口を持って会場内を回っていました。

矢澤酒造店では参考商品として『ブルーベリー甘酒 「こんるり」 』を出品しました。お酒好きのお客様の集まりですから、ノンアルコールの甘酒は人気が無いのでは?と思っていたのですが、「ブルーベリー甘酒をください」とご希望のお客様がとても多く、1部、2部共にどのお酒よりも早く終了しました。

依然として風評被害がある中、お客様の中には外国人の方もいらして、南郷応援隊としてはとてもうれしいイベントでした😀

酒ソーメンと酒ソバ

矢澤社長から「酒ソーメン」という、「??」と首を傾げたくなるものを教えていただきました。めんつゆの代わりに日本酒につけてソーメンを食べることで、漫画家 ラズウェル細木さんの「酒のほそ道」に紹介されているもののようです。早速、試してみましょう❗めんつゆの代わりに「南郷 吟醸生」です。

うーん、不思議な感じです。お酒の辛さが引き立ちます。みょうがと合わせてみても、「うーん?」。大葉と合わせてみても、「うーん?」。梅肉と合わせてみたら、「これはアリかな?」 やはり、ソーメンはめんつゆなど塩分が含まれたものと一緒に口に入るものというDNAが染み付いているのでしょうか😅

ソーメンよりお蕎麦のほうが合う気がしたので、別の日に試してみました。ラズウェル細木さんオススメの中から、焼いたササミにわさび漬けをのせるという簡単なおつまみを作りました。

 

 

さて、日本酒でお蕎麦をいただいてみましょう。

 

今回は川鶴酒造さんの「純米雄町80」です。 一口すするとサイダーのような爽やかさがあると思いましたが、すぐに辛さが引き立ちます。でも、前回の酒ソーメンで免疫が出来たのか、違和感というか衝撃は少ない気もします。

 

後半はそばつゆでいただきました。やせ我慢しないでそばつゆで食べたほうが良いなぁ、というのが感想です。新鮮な刺激を求めている方は、お試しください 😀

 

みぞれ酒(再チャレンジ)

暑い夏は明るい時間から飲みたくなってしまいますね(*^.^*)

「こはく寒天」というカワイイもの(寒天の周りに砂糖がまぶしてある)を見つけたので、砂糖の代わりに使ってトムコリンズを作ってみました。こどもの頃に憧れたおもちゃの宝石のようできれいです。猛暑の今年は炭酸の出番が多いです。透明な飲み物だと明るい時間でもコソコソしないで正々堂々と飲める気がします。

 

 

そして、再チャレンジしたのが「みぞれ酒」です。「金属製の容器に入れて90分冷凍庫に入れると成功する」という記事があったので、その通りにしてみました。

金属容器に移して・・・

待つこと、90分。まだ凍っていません。グラスに注いでみるとみぞれになっているような感触がしましたが、実際にはみぞれにはなりませんでした。でも、白濁していて、みぞれになろうと努力した感じはうかがえます。みぞれ酒を作るのは難しいんですね。

 

 

福島県のアンテナショップ「ミデッテ」で購入したおつまみと合わせてみました。

「南郷 吟醸生」は牛タンの脂をさっぱりと流してくれて、良い組み合わせでした。さっぱりしたお刺身にも合うし、脂にも合うし、夏に大活躍のお酒です🍶

酔いがまわって、夏をもっと楽しみたくなり、ウン十年ぶりに線香花火を買ってきました🎇


線香花火はあっという間に終わってしまう記憶がありましたが、思いのほか長く、パチパチときれいに輝いていました。朝夕は涼しくなったと思ったら、9月がすぐそこまで来ています。

みぞれ酒(もどき)

そば道場に通っている知人から、打ちたておそばをいただきました。茹で時間はきっかり40秒、たっぷりの水で洗い、必ず氷水でしめること、の指示通り調理しました。合わせるのは「南郷 吟醸生」です。

  

 

7月に矢澤酒造店に伺った際、藤井顧問が日本酒の楽しみ方の一つとして「みぞれ酒」のお話をしてくださいました。まずはお酒を冷凍庫に入れ、「過冷却」という状態にするのだそうです。「過冷却」は、液体なのにグラスに注ぐなどの衝撃を与えると瞬時に凍り、みぞれみたいになる状態とのことのようです。(ムズカシイ )「過冷却」について詳しくはコチラ
先日は試しに60分、冷凍庫に入れてみましたが、全然「みぞれ酒」になりませんでした。今日は2時間半、冷凍庫に入れてみました。瓶の中で少し凍ってしまいました。瓶を振っておちょこに注ぐと、かなり溶けかけのみぞれといった状態でした。よーく冷えていて、少しシャリシャリしてオイシー!さっぱりしていますが、薄いわけではありません。水も白湯(さゆ)もさっぱりしていますが、水より白湯(さゆ)のほうが滋味深い感じがしませんか?そんな優しい滋味を感じます。
蔵人の方(女性)が「吟生はさっぱりしたお刺身と合いますよ。」と教えてくださったので、タコとホタテのお刺身にしました。美味しかったです。焼き魚より断然お刺身のほうが相性良さそうです。

 

 

「南郷 吟醸生」の瓶は「R」のマークが付いています。リサイクル用に保管しておきます。

「ふくしま美酒体験 in 渋谷 2018」 出品酒

「ふくしま美酒体験 in 渋谷 2018」が近付いてきました。合計40蔵が出展する楽しいイベントになりそうです。

矢澤酒造店では以下のお酒を出品するそうです。

・白孔雀(味はもちろん、ラベルにも注目!)
・銀箭(ほのかなガス感がある生原酒)
・南郷 吟醸生(さっぱりとした夏酒)
・南郷 純米(矢澤社長が惚れ込んだ逸品)
・つう(フルーティーな香りでいて、あっさりした味)
・こんるり(地元矢祭町のブルーベリーを使用した甘酒)

先日、買い物途中に銀座SIX 地下の「いまでや」さんの角打ちに立ち寄ったのですが、ちょうど酒蔵の方がいらしていて、蔵のこと、日本酒のことなどお話を聞けて楽しかったです。やはり蔵の方から直接お話を聞けるのは貴重です。ふくしま美酒体験でも、蔵の方とお話が出来るも魅力です。矢澤社長の熱いトークもお楽しみに😊
二部は立食ブッフェもあります。矢澤社長は「南郷を飲むとおかずを食べたくなって、おかずを食べると南郷を飲みたくなる」と仰います。お食事とのペアリングをお楽しみ下さい🍶

(イメージです)

日本酒ビギナーセミナー

日本酒セミナーを受けてきました。会場は、私が毎月頒布会のお酒を楽しみに訪れる赤坂の「鈴木三河屋」さんです。

講師は清水屋酒造 渋谷さんです。群馬県館林市にある「清水屋酒造」さんは6代目社長と渋谷さんの二人だけの小さい酒蔵だそうです。ワインボトルに人工コルクのおしゃれな日本酒(SAKAEMASU)で、私も以前飲んだことがあることを思い出しました。

お酒の温度管理について説明があり、テイスティングで体感しました。
同じ純米酒ですが、ひとつは冷蔵保存されていたもの。もう片方は常温に10日間放置したものだそうです。全然違います。
ひとつはアルコールの香りが直撃という印象。もう片方は落ち着いていて飲むと酸が少し効いていて、しっかりした味の食事と合いそうで、私はこちらが好き。同じお酒でも保管方法でこんなに香りと味が変るのですね。(それにしても館林市の常温は暑そうですね 🌞)

6月に白山神社で矢澤酒造店が露店を出したとき、クーラーボックスでお酒を用意していたのですが、クーラーボックスを開けてお酒を出す度に矢澤社長は「早く蓋してください。」 「早く箱、閉じて下さい。」と仰っていました。何をしていてもどちらを向いていても「矢澤社長はウサギか?」と思うほど必ず仰いました。(ウサギの視野は360度らしいです、ご存知でしたか?) クーラーボックスの温度が上がらないように、お酒が良い状態で提供出来るように、次回からは温度管理に気を配り、もっと早くお酒の出し入れをします。

ちなみに今回のセミナーで私が美味しいと思ったお酒は常温に10日間放置のお酒でした。私の他にもそちらのお酒がお好きな参加者の方がいらして良かったです。渋谷さんからは「熟成タイプのお酒がお好みということですね。」と優しいフォローをいただきました。

保管温度の違いに続き、畑違い(新潟県燕三条の五百万石と群馬県東毛の五百万石)、酵母違い(9号酵母と7号酵母)のテイスティングがあり、楽しいセミナーでした😊

矢澤酒造店訪問

暑い東京を飛び出して那須に行ってきました。那須はアジサイが咲いていたり、ウグイスが鳴いていたり、東京よりもかなり涼しかったです。

今宵の宿は那須温泉「山楽」です。こちらでは16時から18時までラウンジでアルコール、ソフトドリンクが無料でいただけます。嬉しいサービスです 😊

夕食時にもお酒をいただきました。那須高原ビールの「愛」には愛子様のおしるしの「ゴヨウツツジ」がデザインされている、というのも那須っぽいです。

那須まで来たので、矢澤酒造店に向かいました。

矢澤酒造店は、福島県東白河郡矢祭町にあります。電車の場合は水郡線利用です。水郡線はメルヘンチックな車輌です。

酒蔵の近くにはきれいな久慈川が流れています。

鮎もたくさん釣れます。塩焼きを頂きました。

今回の訪問は知人と私が飲んだお酒の空き瓶をリサイクルしていただく目的です。矢澤社長はお留守でしたが、藤井顧問が対応してくださいました。
矢澤酒造店では1升瓶はほとんどリサイクルだそうです。1升瓶は瓶の口が厚く丈夫なデザインであること、専用のケースがあるので、瓶の口と口がぶつからず傷つかない状態で回収できる。というのが理由だそうです。
4合瓶の場合は、瓶の口と口がぶつからず傷ついていないような、良い状態の空き瓶のみリサイクルしているそうです。私のようにスーパーの袋に入れてガサツに持ち込む空き瓶はリサイクル出来ないのですね。箱に入れる、キャップをしめて持ち込むなどの口と口がぶつからないようにする工夫が必要だということが分かりました。(今回、300ml瓶はきちんと箱に入れて持ち込みました)

蔵は静かですが、翌日の瓶詰め作業の準備が進んでいるようです。

顧問から矢澤酒造店のお酒を使ったケーキがあるとお聞きし、近所の棚倉町に向かいました。「甘盛堂」さんです。

「南郷 大吟醸」を使用したケーキで5合枡に見立てた容器に入った地酒ケーキです。(スライス売りもあり) 「ほのかに日本酒の香りがお口に広がります。」と説明されています。藤井酒造店の時代からのケーキだそうです。昔から地元に愛されているのですね。

白いスポンジでしっとりしていて、4回ほど噛んだ時からふわっとお酒の味を感じました。底辺の方が、よりお酒の味が楽しめるとても美味しい地酒ケーキでした。

藤井顧問オススメの竜神峡(バンジージャンプの名所)を観光し、帰路につきました。

また空き瓶が集まりましたら、蔵に伺います。藤井顧問、貴重なお話をありがとうございました。